必要な機能 |
撮影した写真のずれの補正 完全に一致した写真を撮れるのであればいいが、そうでない場合は補正しないといけない。 多くのソフトウェアは自動補正でうまく位置合わせしてくれる。 露出の異なる写真の合成 露出の異なる複数の写真からHDR画像を作れないとどうしようもない。 トーンマッピング HDR画像からディスプレイで表示可能なダイナミックレンジに落とす機能。 この機能によってCGのような写真が作れる。 とりあえず、この3つの機能があれば作成できる。 すべて持っていなくても複数のソフトウェアで実現できれば良い。 |
候補となるソフトウェア |
Windows で上記機能を持つソフトウェアを探す。 使えそうなソフトは以下の通り。 Adobe Photo Shop 言わずと知れたソフトウェア。 10万円と高いのが難点だけど、これがあれば簡単に作れる。 「HDR に統合」でヘルプを調べればすぐ。 GIMP HDR画像を作ることは出来ないが、位置の補正などいろいろ出来るフリーソフト。 位置のズレの補正や LDR 画像の拡大縮小などに使える。 HDR Shop HDR画像を作ることができる。 バージョン1は、学術研究目的にのみフリーで使える。 バージョン2は、有料。400ドル。 PhotoImpact HDR画像が作れる。 ズレの補正なども多分出来ると思う。 1万円強と比較的安い。 Photomatix Pro かなり簡単にHDR画像が作れる。 表示は英語だが、トーンマッピングのパラメータがいろいろあることや自動位置補正が期待通りに働くことからかなり良い印象。 一番のお勧め。 99 ドル。 Qtpfsgui オープンソースのHDR用アプリケーション 処理が重いのとトーンマッピング時にリアルタイムプレビューできないのが難点。 フリーだけど、現状あまり使いたいと思わない。 自動位置補正が強力なことから、HDR 画像を作るのに使うといいかも。 |
自動位置補正が強力なソフト |
撮影した写真のずれの補正を手動でやるのはかなり面倒。 そこでソフトウェアに自動でやって欲しいわけだが、ソフトウェアによって精度にばらつきがある。 試した中では、Adobe Photo Shop と Qtpfsgui が優秀。 これらのソフトは、写真が少し回転していても補正してくれる。 Photomatix Pro で、同じ写真で試すとブレたものが出来てしまう。 ただ、Qtpfsgui はかなり遅い。 Photomatix Pro でうまく補正できない場合で、PhotoShop を持っていないのなら、フリーなので HDR 画像を作るまでの作業に使うといいかも。 |